2007年・ナガサキアゲハの幼虫の観察日記(3)

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ナガサキアゲハの幼虫の観察日記(3) 2007年10月13日〜10月22日
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2007年10月13日

あまり変わりばえのない写真のようですが、この先輩幼虫の肥満状態を見てください。
胸囲は測ることが出来ませんので、胸の厚さ程度は判るようにしてみました。肥満児どころか、メタボリック症候群の仲間入りですよ。それもそのはず。中央の写真の赤丸印の所をご覧下さい。
橙の葉と一緒に、仲間の卵も食べてしまっているではありませんか!
卵の殻を全て食べ尽くしていたら証拠隠滅で迷宮入りになったのに、少し残していたばっかりに足がつきました。フライパンとコンロが準備してないので、目玉焼きにはしていませんね。
卵だけでなく、セロテープも食べられては困りますので、柔らかい葉をたっぷりと入れておきました。
後輩の成長も順調です。

2007年10月14日

孵化してから18日目の先輩です。
身長は60mm。立派な蛹が楽しみです。
後輩も負けてはいません。
物差しに興味を持ち、自分で目盛を読もうとしていますが約55mmだと教えておきました。

2007年10月16日・・・写真の無い日記

猛暑+酷暑の今年の夏も、やっと過ぎ去って行ってくれたような気配ですね。
しかし、何もかもが異常になった地球ですから、突然、夏が戻ってくるかもしれません。
このところ気温は平年並みになったとのことで、朝晩は冷え込んできました。
アゲハ蝶ですが、10月13日(土)に黒い立派なアゲハが庭に来たのを最後に見かけなくなりました。今年の蝶のシーズンは終わったようですね。

しかし我が家では、朝晩の寒さに負けず、幼虫たちが頑張っています。

キアゲハの幼虫が約6匹。ツマグロヒョウモンの幼虫が約5匹が庭の鉢のパセリ、スミレに掴まっています。太陽の光が当たって暖かくなるまでは身動きしません。
午前と午後、日当たりの良い所へ鉢を運んで、日光浴をさせています。

また、ナガサキアゲハが私の城のパソコンのディスプレイの傍に潜んでいます。
室内で暖かいし、餌は高級品ばかりですから、2匹とも丸々と肥っています。

今年の蝶のシーズンは終わったようだとはいえ、幼虫を路頭に迷わすようなことはできませんので、全ての幼虫が蛹になるか、蛹になるために旅にでるかするまで見届けたいと思います。

なお、キアゲハ、ツマグロヒョウモンの日記の続きは、下記のページです。
2007年・キアゲハの幼虫の観察日記(16)
2007年・ツマグロヒョウモンの観察日記(7)

2007年10月16日

例によって先輩から。
あまり餌も食べず、動作も鈍くなりました。人間だけでなく、幼虫にも寒さが効いてきたのでしょうか?
後輩も似たようなもの。 食べ残しが多いですよ。
ナガサキアゲハの幼虫の住んでいるケースですが、深さが45mm。
身体がUの字に曲がるとは言っても、壁を垂直に登ることも出来ません。
今日の午後は暖かかったので、飼育箱へ強制引越しさせました。
しかし、飼育箱は既にキアゲハの前蛹寸前の幼虫が居ますので同居です。
ナガサキアゲハの幼虫を入れるまでは静かにしていたキアゲハの幼虫ですが、怪獣のようなナガサキアゲハの幼虫を見て驚いて、箸から降りて、飼育箱の壁を歩き回り始めました。
急に庭に出して、夜の間に風邪をひいては可哀想なので、飼育箱を家の中に置いたのですが、パセリの糞の匂いと、橙の糞の匂いが混じりあった匂いに酔ってしまい、飼育箱をビニール袋に入れて、庭に置きました。
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今日は脚立を出してきて、橙の木の伸びすぎた枝を切り取りました。
もちろん、寒さに震えている幼虫はいないかと、幼虫を探しながらです。
今年は、ズングリムックリした腹の大きなカマキリが居ただけで、幼虫は1匹も見当たりませんでした。

2007年10月17日

先輩は飼育箱の壁で前蛹になる準備中。
後輩は飼育箱の底を這い回っています。
橙の葉をたっぷり入れて、夜の寒さを防ぐために、飼育箱をブルーシートで包んでおきました。

2007年10月18日


米軍岩国基地の戦闘攻撃機が昼も夜も飛びまわり、テレビの音は聞こえず、昔の無声映画を見ているような毎日です。この戦闘攻撃機の轟音でストレスは蓄積。私の胃はキリキリと痛んでいます。この轟音は穏やかな瀬戸内海の島や船にも影響を及ぼし、島も船も海面から飛び上がって空中を飛んでいます。青線が水面。赤線が浮き上がった水面。写真の左が米軍岩国基地。

米国に占領された姫小島(爆弾処理専用の島)も浮き上がっています。
寒くなってきたんですね。こんな光景が毎日のように見れるようになりました。
ナカサキアゲハも、屋外に出されて轟音を直接受けるようになり、耳の鼓膜を破られたか?
それとも急に寒くなったので固まってしまったのか?
なんだか様子が変ですよ。

2007年10月18日(その2)

昨日、飼育箱の壁にへばり付いて前蛹になろうとしていた先輩ですが
朝見たら、飼育箱の底に落ちていました。
糸が足りなくなったのか?糸の粘りが無くなったのか?
代わりに後輩が壁に足を吸いつけて
イナバウア
ところが・・・
昼に見たら、後輩はイナバウアのやりすぎで飼育箱の底にドスン!
左側の、マリリンモンローのように、お尻の大きいのが後輩です。
(腹の中を空にするのを忘れて前蛹になろうとしているのでしょうか?)
16日、17日の2晩、庭で過ごさせたのですが、寒さがこたえたのでしょうかね。
ナガサキアゲハだけでなく、キアゲハにも異変が起こっています。
前蛹になろうとしてあちらこちらに掴まっているのに、前蛹になる前に地面に落ちたり、背中の糸が無くて尻だけで垂れ下がったり・・・
今晩から、ナガサキアゲハの前蛹前、キアゲハの前蛹前を室内へ入れることにしました。

2007年10月20日

同居しているキアゲハは順調に蛹になっているのですが、ナガサキアゲハは皮膚の色が悪くなってきています。
心配ですねえ。

2007年10月21日

先輩の色が黒くなってきました。

2007年10月22日

後輩も黒くなりました。 2匹とも望みはありません。

以下、省略。

9月21日に卵でお目見え。
9月26日に孵化したばかりの時に逮捕され、10月17日の前蛹前まではスクスクと育っていた先輩幼虫ですが・・・
昨年は、12月27日、橙の実の収穫の時に橙の木から幼虫が落ちてきて、ビックリするやら、ナガサキアゲハは寒さに強いと感心するやらしたものですが、この2匹は、暖かい室内から寒くなった屋外へ、何の前ぶれもなく出したことで、急激な温度変化に対応できなかったのでしょうかね?
キアゲハのパセリの糞の匂いと、ナガサキアゲハの橙の葉の糞の匂いを嫌がらず、室内へ置いたままにしておけばよかったのになあとも思っています。
今年は、橙の木には幼虫は残っていませんので、今年のナガサキアゲハの観察日記は終わることにします。
暮れに橙の実を収穫した後は、殺虫剤の散布などして、来年のナガサキアゲハを待つことにします。
来年こそは産卵に出会い、卵から羽化までを見届けたいと思います。
皆さん、また何処かでお会いしましょう。
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