2007年・ナガサキアゲハの幼虫の観察日記(2)

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ナガサキアゲハの幼虫の観察日記(2) 2007年9月20日〜10月12日
ここは、がらくた昆虫館の一室です。昆虫館入り口からの巡回をお奨めします。
★緊急注意報★ あなたが飼育されている蝶の幼虫の食草無農薬ですか?
 ナガサキアゲハ 2005年 2007年 2008年 2009年 2010年〜
今年(2007年)は、3種類の蝶の幼虫と遊び、本サイトで紹介していませんが何種類かの蝶とも出会いました。
昨年の日記に続き、我が家の人間族は殆ど食べないパセリを食べるキアゲハ。 スミレの葉を食い尽くし、掲示板で教えて頂いたツマグロヒョウモン。 咲き終わったカサブランカ(百合)の周りを飛び回っていたルリタテハ。 ツマグロヒョウモンの食草、スミレ集めの途中で出会ったヒメアカタテハ
ところが先日来、気になることがあります。少し涼しくなってきつつあるのかなと思うようになった9月中旬頃から、我が家の橙の木にナガサキアゲハが毎日のように飛んでくるようになりました。
しかも多い日には1日に数回。
今年の橙の木では、ナミアゲハの幼虫の姿を殆ど見かけません。
どこかに幼虫が隠れていないかなと探しているうちに、小さなナガサキアゲハの幼虫に出会い、
また、ナガサキアゲハの産卵を見届けて卵も確認しました。
キアゲハ、ツマグロヒョウモン、ルリタテハは各々の自主性に任せることにして、今後のことは各々の蝶に丸投げしましたので、しばらくの間、ナガサキアゲハの幼虫の観察日記を書くことにしました。

2007年8月9日

庭の橙の木に来たナガサキアゲハです。
♀ですから、多分、産卵でしょうね。

2007年9月20日

頭が白、尻が白、腰に一本の白帯。
身長約6mm(と思う)の幼虫を発見。

2007年9月21日

上半身が丸々と肥えてきました。

2007年9月22日

隣の葉へ移ったり、元の葉へ戻ったり。
移動中は見ていませんが、歩き回っているんですね。
幼虫の左に怪しい液体がありますが水です。ご安心願います。

2007年9月23日

GARAKUTA昆虫館の監視員に見つかったのが運の尽き。
そろそろ飼育箱へ入れて保護しようかなと思って行ってみたら周りには見当たらない。
代わりに、腹の大きなカマキリが立て籠もり。まさか・・・???
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カマキリだけ疑う訳にはいきません。蜘蛛にやられた可能性もあります。
キアゲハの日記8月8日午後をご覧下さい。

真相は不明で迷宮入りですが、カマキリを見て一念奮起。
ここからが少し本気になった日記です。

2007年9月21日

橙の木の他の幼虫を探している時にナガサキアゲハが飛来。
メスは白い模様が目立ちますので、そっと見ていたら産卵。
葉の付け根に9/21と書いた紙を取り付けておきました。





2007年9月26日

産卵の翌日から毎日確認していました。
今朝見たら、卵が見当たらず、身長約4mmの幼虫が・・・孵化しました。
産卵から5日目です。
早速新しい部屋を準備。
しばらくの間、ここで生活してもらいます。

2007年9月27日

一人前に、サボテンのようなトゲトゲを頭に付けています。

2007年9月28日

幼虫は大きくなっています。
と言ってもピンときませんので、橙の葉の食べた部分を比較してみて下さい。

2007年9月29日


2007年9月30日

孵化から4日間で身長約4mmが約10mmに。

2007年10月2日

身体を曲げていますので定かではありませんが身長は約11〜12mm。
食べた量から考えれば大きくなっている筈です。
糞は物凄く小さいですが、数は物凄く多いですよ。
孵化してから食べ続けてきた橙の葉を取り替えました。
葉は4枚付いていますが、齧った所が判り易いように、2枚に減らしました。

2007年10月3日

1日毎に食べる量が増えていますよ。
新人が仲間入り。捜査班が橙の木で見つけました。
収容所は別々にしてあります。

2007年10月4日

食べる。肥る。食べる。肥る。約16mmになりました。幼虫は食べることが仕事。
年金掛け金をネコババされる心配もないし、年金給付を誤魔化されることもないし・・・安心して生活できますよ!
新人は約10mm。2匹一緒にしても間違えることはないでしょうね。

2007年10月5日

橙の葉が殆ど無い! 幼虫が見えない!
今朝は早目に確認してよかったですよ。
食料が無くなり、幼虫はふてくされて、ケースの壁に掴まっていました。
新しい橙の葉を3枚入れ、その時に身長測定。25mmですね。
胸囲も大きくなっているようですが、測ることが出来ません。
新人も大きくなっていますよ。

2007年10月7日

今朝の機嫌の悪さにはまいりました。
ケースを触っただけでも角。どんなに静かに触っても出してしまいます。
小さなケースですから、自分の臭いで酔ってしまわないかと思ってしばらくの間、蓋を開けておきました。
左側は先輩の部屋。糞掃除をした後です。
右側は新人の部屋。糞掃除の前。ゴマ粒のような糞です。

2007年10月8日

今日は身体検査の日。身体検査と言っても、自民党議員のように悪事は働いていないので「修正」「訂正」「返却」「説明」は不要です。
左の先輩の身長は、リラックスして約30mm。背伸びして約35mm。肌の色艶良好。糞の色も良好。
右の新人の身長は約24mm。角の色、臭いともに良好。臭い袋の中の臭いエキスの残量OK。角の引込み力もOK。
身体検査は合格。
大臣の椅子は返却することなく、大臣室でふんぞり返って次の闇献金を待っています。
しかし、GARAKUTA昆虫館は倒産寸前。
闇献金はおろか、裏金も見当たらないので、裏の橙の木から新芽を盗んできて部屋の中へ押し込んでおきました。
ナガサキアゲハの幼虫も、枯れる寸前の古い葉よりは、新芽のほうが好きなようですね。
新芽を入れてから30分も経たないうちにサクサクと齧っていました。
今使っているケースは密閉タイプですから、過湿度状態。
この後、ケースの蓋を開けて、太陽光に当てて、日光浴をさせながら水滴を蒸発させました。

2007年10月9日

コブラのように頭が大きくなり、ナガサキアゲハらしくなりました。
この写真を見ていて気が付いたのですが身体に水色の点々がありますね。新しい発見!です。
先輩(左側)の糞が大きくなりましたよ。人間でいえば、「胃腸の調子良好」です。
1日分の糞の量を見て頂くために掃除の前に撮りました。

2007年10月10日

水色の点々ですが、2匹とも有ります。
ケースの中に入れられて、塵埃が付かないので綺麗に見えるんですね。
毎日、糞の掃除と餌の追加をしています。

2007年10月10日(その2)

ところで、今年は異常なんでしょうか?
毎年、幼虫がテンテコ盛りの橙の木ですが、今年は現在飼育している2匹の幼虫以外は見当たりません。ナミアゲハの幼虫も今年は2匹くらいしか見ていませんね。産卵する場面には度々出会い、卵も沢山有りますが、孵化しないんですよ。
この卵はナガサキアゲハかナミアゲハかは判りませんが、9月28日に見つけて、他の3個の卵とともに、ケースの中に入れて孵化を待っていたものです。孵化したら「卵日記」にでも纏めようかなと思って、写真には識別記号まで入れたんですが・・・しかし、残念ながら4個とも孵化しません。
今日は、さらに4個の卵を探し出しましたので、ケースの中に入れておきました。
今年は、橙の木の下にはキアゲハ用のパセリの鉢植えとツマグロヒョウモン用のスミレの鉢植えが置いてありますので、橙の木に殺虫剤を散布することはしていません。今年の橙の木は、蜘蛛が異常に多いですから・・・

2007年10月11日

先輩の幼虫が脱皮していました。
頭のほうの模様もナガサキアゲハらしくなりました。この姿が終齢幼虫ですよね。
9月21日の産卵から20日目、9月26日の孵化から15日目です。
私には途中での姿を見て、何齢幼虫かが判りませんので、観察日記では手抜きをしています。
新人、いや、後輩はみずみずしい産着のままです。

2007年10月11日(その2)

夕方、キーボードを叩く途中でプラスチックのケースの中を見たら、後輩が脱皮して、終齢幼虫になっていました。
蛍光灯の照明の関係で、幼虫が変な色に見えますが、実物は綺麗な緑色の肌ですからご安心願います。

2007年10月12日

先ず先輩から紹介します。
胴体中央の帯もナガサキアゲハそのものになりました。
一番右の「頭隠して尻隠さず」の写真ですが、新芽の下にセロテープが見えると思います。
今朝は、橙の木に付いていた卵を4個取ってきて入れておきました。孵化すればよいのですが・・・
続いて後輩の紹介です。
昨日の夕方はダブダブのスーツを着たような姿でしたが、食べている橙の葉のおかげで、肥満化の兆しが現れました。こちらのケースにも卵が4個入れてありますが孵化しません。

続きは次のページに書きます。

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