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キアゲハの幼虫の観察日記(3)
[別冊]キアゲハの蛹化(1)
2007年7月1日

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[注意]我が家の庭に植えてある蝶の餌(食草)であるパセリ、スミレ、ユリ、ホトトギス、橙の木の葉、デコポンの木の葉などには殺虫剤は一切使用せず、無農薬で栽培しています。
スーパーなどの店頭で売られているパセリ、セロリ、ニンジンの葉などは無農薬であることの確たる証拠がないものは絶対に食べさせないで下さい。農薬の効力が持続している食草を食べたら幼虫は確実に死んでしまいます。また、有機栽培とか無農薬とか表示されていても、幼虫にとっては有害であり強力な洗剤が使用されていることがありますので安心はできません。蝶の幼虫飼育で安心できる食草は、無農薬の自家栽培か、自分の目の前で幼虫が食べまくっている自然のものです。食草不足で貰ってくる場合も、農薬使用の有無を必ず確認して下さい。

このページは、2007年・キアゲハの幼虫の観察日記(2) 2007年7月1日付の[別冊]です。
この日は2匹が蛹化しました。もう1匹の蛹化の様子も紹介しています。


皆さん、アゲハ蝶の幼虫と仲良く遊びましょう!

2007年7月1日は超多忙の一日でした。

午後一番には、蛹化し遅れていたカブトムシ、紫式部が、
真っ白と言える、サナギになったばかりの姿で蛹室に鎮座!
しかし、大怪我をしているので救急車でICUへ。

(ご注意・・・我が家では、今年は、メスのカブトムシのサナギには
世界の美女の名前を借りて付けることにしました。
紫式部はカブトムシの種類でなく、我が家の源氏名です。
アゲハのサナギには日本の美女の名前を付けようかと思いましたが、
「恵子ちゃん」とか「明美ちゃん」とか・・・
なんだか場末のキャバレーみたいな雰囲気なので止めました。)

カブトムシの一騒動が片付いて、昨日前蛹になったキアゲハの飼育箱を見たら、
1匹の前蛹の色が僅かに白っぽく変化しているではありませんか。

身体も時々ですが、ピクッと動かしています。

うーーん。これは前蛹からサナギへの変身(蛹化)の前ぶれです。
前蛹の皮の中では神秘的な変化が起こっています。

庭に飼育箱を置いて、航空ショーに持って行く折畳みの椅子を据え、
カメラはスイッチを入れたままで手に持って準備万端。

身体の動きが激しくなると同時に、皮の背中がバリバリと破れ、
皮を脱ぎ終わるまでに3〜4分ですから、
トイレに行くなど、油断する時はありません。

ただただ、ひたすらに待つだけ。「粘り」と「根気」が勝負です。
もう一つありました。「暇なこと」・・・これが最重要ですね。

なお、写真の下に撮影時刻を入れておきます。
蛹化は短時間なので、油断したらサナギになっていることが判ると思いますし、
その前後の写真の下の時刻を見れば、私が暇人であることも判りますよ。

2007年7月1日
背番号No.2
蛹化
14時04分 14時08分
非常に見え難いのですが、
頭の方の緑色が少し白っぽく
なっているのに気が付きました。
写真では見えませんが、
時々、ピクッと身体を動かしています。
右側が背番号No.2
左側が背番号No.3

並べて撮ると違いが判りますね。
15時02分 15時11分
変身の開始の瞬間を見ようと
必死になっていますので
視野が狭くなっていますね。
隣の背番号No.3の頭のほうの色が
白っぽくなっていたのを
やっと気付きました。
背番号No.2は小休止気味。
背番号No.3はどんどん変化しています。

背番号No.2の蛹化が終わってから
背番号No.3にバトンタッチして
もらいたいものです。
15時19分
首の周りがくびれてきたと思いませんか?
それと、安物(?)の縫いぐるみのように、
ボロ布の袋の中に綿を突き込んだようなゴワゴワ身体になったと思いませんか?
2007年7月1日15時26分28秒から15時29分42秒まで、
3分14秒間の大ドラマが展開されました。

私だけが見ただけではもったいないので、皆さんにもご覧頂きましょう。
15時26分28秒
(この写真から、虎模様のパンツを脱ぎ終わるまでは時間が短いため、
時刻を秒まで表示しておきます。カメラの時計は1分も狂っていませんよ。)
待ってました! デコチンに三日月の切り傷、月形半平太!
変化に気が付いてから座り込むこと1時間22分。
ブルブルブルと身体を震わしたようでもあり、
グニャグニャと身体を捻ったようでもあり。
動きが激しくなったと思ったらバリバリバリ。
大変身(蛹化)が始まりました!
15時26分34秒 15時26分40秒
2005年に蛹化に立ち会って、
アゲハ蝶・前蛹からサナギへ大変身のページに証拠写真を掲載していますが、
この時はナミアゲハで、何処まで脱いだのかもはっきり判らず、
その上、デジカメもトロトロ動作の安物でピンボケ気味でした。

今回の虎の縞模様のツナギを脱ぐキアゲハは、はっきり判って最高ですね。
15時26分52秒 15時27分00秒
ツナギのファスナーを開いたら、
中からフニュフニュの縫いぐるみが出てきているような雰囲気です。
15時27分04秒 15時27分14秒
ボチボチ背中に回した糸の所を脱ぐ時がやってきました。
私はいつも不思議に思うのは、前蛹になる時に背中に糸を掛けますよね。
そして、サナギにも背中に糸が掛かっていますよね。
サナギに変身(蛹化)する時に、
この糸を上手に交わすものだなあと感心していたのですが、
皮が背中側から破れれば、皮が脱ぎやすいのでしょうね。
15時27分24秒 15時27分42秒
15時27分54秒 15時28分04秒
ここまで脱いだら、雷様の虎模様のシマシマパンツですね。
15時28分14秒 15時28分22秒
15時28分36秒 15時28分48秒
15時29分06秒 15時29分12秒
服もマスクも脱ぎ終わりました。
15時29分42秒
あとは、形が整うのを待つだけです。
15時31分
まだタンコブだらけで不細工な姿ですね。
15時33分
背中の糸は切れていないか?
背中の糸でぶら下がったらどんなかな?

本日2匹目の背番号No.3の蛹化の始まりを待つ間、サナギと遊んでいました。
15時55分
ここまできたら立派なサナギですね。
背番号No.2蛹化記念の集合写真です。
オマケ
16時04分
弟か妹か判りませんが、左の背番号No.3がサナギになりました。

これから約8日〜9日掛けて、キアゲハに変身(羽化)する準備をし、
7月9日か10日頃にはデビューするつもりです。

皆さん、またお目に掛かりましょう。

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このページは、蛹化中に撮った写真の全て(ピンボケは除く)を使用して作成しました。

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