Sorry. This site is Japanese. --> English Translation by Altavista

キアゲハの幼虫の観察日記(15)
2007年9月8日〜9月25日

岩国市田舎村情報館(HOME) > 動物館 / 昆虫館 / がらくた動物万国博覧会

GARAKUTA昆虫館丸秘情報   飼育情報   飼育環境
ナミアゲハ 2003年 2005年 2008年〜
キアゲハ 2006年 2007年 2008年〜
ナガサキアゲハ 2005年 2007年 2008年〜
ツマグロヒョウモン 2007年 2008年〜
ルリタテハ 2007年 2008年〜
その他の蝶 2007年 2008年〜
カブトムシ 2005年 2006年 2007年 2008年〜
蝶(アゲハ・他)の幼虫・成虫、カブトムシの幼虫・成虫など、昆虫飼育の情報交換掲示板
2008年以降は、昆虫館のMENUをご覧願います


2007年9月8日
残り少ないパセリとはいえ、やはり無農薬+幼虫糞肥料栽培のパセリですよ。
昨日はぐったりしていましたが、元気を取り戻しました。
        
喜んで、得意技のイナバウアを見せてくれました。
観客は立見席の肥満児2匹。尻が重くてズリ落ちているようですね。
丸秘GARAKUTA農園パセリ畑を公開します。
パセリの苗の大売出しがありましたので、園芸店へ駆けつけました。
全部買い占めようかと思いましたが、他の幼虫愛好家の迷惑になるので10本で我慢しました。
2007年9月9日
昨日、イナバウアを観ていた肥満児の1匹をパセリの鉢と共に、籠に入れておきました。
<< 朝 >>
前蛹になる場所が
決定。
<< 昼 >>
前蛹になる準備が
ほぼ完了。
<< 午後 >>
籠の中はツマグロヒョウモンと共同生活。
ツマグロヒョウモンが背中の上を這い回るので、
私も一緒に歩き回りました。
背中に糸を掛ける前でよかったですよ。
<< 夕方 >>
イナバウアを観ていたもう1匹の肥満児を籠に入れようとパセリの鉢を見たら・・・
逃走! またまた無銭飲食の食い逃げ。


怪事件発生!
キアゲハの幼虫も順調に育ち、秋の陣も順風に乗って勝ち進めるなと思っていましたが、
4匹が立て続けに怪事件に巻き込まれましたので、状況を報告します。

無残な姿の幼虫や蛹の姿をお目に掛けて申し訳御座いませんが、
「こんなこともあるよ」との一例として事前に頭の片隅にでも置いておけば、
何か異常が発生した時に役立つかもしれません。

怪事件関係については通常の日記とは少し異なり、事件毎に纏めてあります。
また、通常の日記と区別するために、日付欄の背景を薄緑色で表示してあります。

【怪事件:その1】 2007年9月10日〜11日
2007年9月10日
同居のツマグロヒョウモンと敷地の話し合いが朝までに片付いたのか、
朝の挨拶に行ってみたら、背中の糸も掛けて熟睡中。
5匹のツマグロヒョウモンの幼虫も前蛹になり、仲良くぶら下がっていました。

ツマグロヒョウモンの前蛹の姿は、
2007年・ツマグロヒョウモンの観察日記(5)の9月10日の日記にありますので、
キアゲハの前蛹と比べてみて下さい。
午後、籠の傍を通ったら、蛹化の最終段階。
身体をブルブルブルッと震わせて
皮を落とすだけの状態になっていました。
綺麗なサナギになりました。
が・・・・
2007年9月11日
蛹を籠から出すために、背中の糸を切って、
尻の糸を少しずつ剥がしてみたら・・・
左脇腹の部分の蛹の皮がありません。
頭のほうへ黒い液体が流れていました。
羽化は難しいと思いますが、
念のためにNo.2のポケットへ入れておきました。

【怪事件:その2】 2007年9月13日〜14日
2007年9月13日
どうですか。見事な前蛹でしょう。 しかし、禍は忘れぬうちにやって来る
15時44分、庭の土をならしていて気付きました。
籠の中で前蛹が動いている。
蛹化が始まるなと思って近寄ってみたら、
国会議員のような頭の黒い輩がゴソゴソ。

上半身を動かしているが、
上半身は緑っぽくて蛹化の色ではない。
下半身は皮が白っぽくなり、
いつでも脱げる支度は整っている。
しかも尻のほうは皮がズレているが
脱いでいるつもりなのか?
その後約5分、15時50分頃には
上半身の動きが止まりました。
上半身も少し黒くなってきたようです。
蛹化に失敗したような気配ですね。
17時26分に確認したら、
上半身は黒くなり、力もなく、
背中に回した糸をたよりにダラリ。

そういえば、7月23日の日記をご覧下さい。
黒焦げ状態の写真を掲示していますが、
何が原因で黒くなって死ぬのでしょうかね?
2007年9月14日
「黒焦げ状態」と書きましたが、焦げているのではありません。
病気なら蛹化の時以外でも現れるはずであるし・・・
蛹化の時、何かの手順が狂ったのでしょうか?

【怪事件:その3】 2007年9月13日〜15日
2007年9月13日
怪事件:その2を横目で睨みながら赤い網を這い回り、時々下を向いたり。
サナギになる場所を探しています。
2007年9月14日
朝見たら、背中の糸が無くダラーーン。
尻尾の辺りが曲がっていますので、
昨夕からこの状態だったのでしょうね。
背中の糸が外れたのではなく、
糸の痕跡もありませんので、
背中に糸を掛けることを教わってなかったのか、
糸が足りなくなったのでしょうか?
直ちにカッターナイフで尻の糸をこさいで救出。
そのまま入院させました。

身体を動かしますので生きてはいますが、
逆さまになっていたので
頭に血が下がって、溢れていないか心配です。
2007年9月15日
早朝の回診で覗いてみたら、息を引き取っていました。
残り少ない力をふりしぼって、なんとか蛹になろうとしたのでしょうね。
シーツには糞を撒き散らし、ベッドから転げ落ちていました。
あまりにも惨い姿ですから、写真の掲載はしません。

【怪事件:その4】 2007年9月13日〜15日
2007年9月13日
安物のセロリの拒絶で、一旦は痩せ細った5匹の幼虫ですが、
1匹は食い逃げしたので残り4匹。
最後の1匹になりました。
美味しいパセリに喜んでか?無理をしなくてもよいのにイナバウア
皆さん、何か「ゴキッ」という音が聞こえませんでしたか?
背骨が折れたとか、腰のタガが外れたとかが無いように祈っています。
2007年9月14日
怪事件:その3の救出作業が終わってからパセリのポットを見たら最後の1匹の容態が異常。
これまで見たことがないくらいに丸々と肥って・・・
大きな身体を、自分の糞が撒き散らされた所へ横たえて・・・

この様子を見た時に、パッと閃きました。
メタボリック症候群!
この幼虫も救急車へ乗せてGARAKUTA昆虫病院へ運び、入院させました。
2007年9月15日
早朝の回診で覗いてみたら、息を引き取っていました。
残り少ない力をふりしぼって、なんとか蛹になろうとしたのでしょうね。
シーツには糞を撒き散らし、ベッドから転げ落ちていました。
あまりにも惨い姿ですから、写真の掲載はしません。

【怪事件の原因は?】
安物のセロリの拒絶で、一旦は痩せ細った5匹の幼虫。
1匹は食い逃げしたので4匹に蛹になって飛び立ってもらおうとしたのですが、4匹とも昇天。
何が原因なのでしょうか?

昔の人は、「バカな考え休むに似たり」と言いましたが、
バカらしいことも交えて、原因を考えてみました。

補助金を停止させられたので、ツマグロヒョウモンと蛹化施設が共用。ツマグロヒョウモンは先住者がいても全くお構いなしに歩き回るので、トゲで刺されたのか?
パセリと間違えてスミレを食べてしまって食中毒か?
安物だからと拒否反応を起こし全く食べてくれなかったセロリ。気分を害したままなのか?
水分の多そうなセロリだったため、蛹化のためのスタミナ不足か?
パセリ、セロリに薬物が使用され、残留していたのか?
病気、伝染病か?
地球温暖化、異常気象のとばっちりか?
地球の自然破壊を続ける人間への抵抗、警告か?

結論は?・・・私の腐りかけた脳味噌では判定不可能です。


2007年9月9日
キアゲハの幼虫が3匹。
スミレに隠れてツマグロヒョウモンの幼虫も。
これが共同蛹化施設です。
この赤い網の目は粗過ぎます。
蛹の中で羽化してウヨウヨと出てくる蜂が
通り抜けられて、前蛹にとりついています。
線香立ではありませんよ。
糸なしアゲハ蝶の羽化施設です。

GARAKUTA昆虫館の豊富な施設は、
社会保険庁のグリーンピアのように
皆さんの血の滲み出る思いの年金掛け金を
チョロまかせて購入したものではありませんので
幼虫の年金は100年どころか、
環境破壊で地球が破壊しない限り
永遠に大丈夫です。

2007年9月14日
朗報です。
怪事件の処理が一段落して、線香立てのような羽化施設を見たら
キアゲハの蛹の胸に、羽根の模様がかすかに透けてみえていました。
9月4日に蛹化したサナギです。羽化の準備をしておきました。

2007年9月15日
久しぶりの羽化

雨がパラパラするので、ルリタテハの鉢を軒下へ入れようと、早目に庭へ。
一歩踏み出して足元を見たら・・・ギョッ!
蛹の殻から頭を出したばかりのキアゲハと視線がガッチンコ。
お互いに一瞬でしたが固まってしまい、動作が止まりました。
羽根が伸び始めるのに時間が掛かったので心配しましたが、
見事なキアゲハが誕生しました。
サナギになってから11日目の羽化でした。

2007年9月17日
新しい仲間が仲間入り
今日はカブトムシ用のマットと、パセリの苗を買いにホームセンターへ行きました。
棚から「日本産」の昆虫用マットをよりだしていたら、
店員さんが「パセリの苗に緑色の幼虫が居たので、店長がゴミ箱へ捨てたよ」と言いながら、
ゴミ箱の所へ連れて行ってくれて、幼虫を引っ張り出してくれました。
一頑張りすれば蛹になれそうな大きな幼虫!

キアゲハの餌用に買うパセリの苗ですから、
買ったばかりのパセリの茎にしがみつかせて、
クーラーの効いた車に乗せて連れて帰りました。
カブトムシの幼虫は商品として売っているホームセンターですが、
さすがに、特価売出し中の商品「パセリの苗」を食べるキアゲハの幼虫は無料でした。
車のクーラーで冷えきって、寒さで震えていないかと早々の車から出して、
仲間入りの記念に写真を撮ろうとしたら・・・
もう1匹、小さな幼虫が無賃乗車して付いてきているではありませんか!
人間なら無賃乗車の現行犯で逮捕ですが、キアゲハの幼虫ですから大歓迎。

それにしても、このパセリの苗は、ひ弱な感じがしますが「無農薬栽培」ですよ。しかも安価。
この大きさの幼虫なら、店が仕入れた後に産卵、孵化したものでなく、
苗を栽培した所で産卵、孵化したものですね。

無農薬栽培」の証明付の苗。幼虫だけでなく、人にも優しいパセリ
皆さんも、このような苗を買って、鉢に植えて、食用として育てませんか。美味しいですよ!

園芸店で売っている苗は立派ですが値段は高いし、
農薬(殺虫剤)が使われているような気がします。
私は、園芸店の苗は、新しく出た芽を幼虫に食べさせるよう努力していますが、
なにしろ大食漢ですから、葉が大きくなるまで待てません。
2007年9月18日
この連れて帰った幼虫が食べているのは、
昨日、ホームセンターで買った58円也のパセリの苗です。
昨日までなら店長の大目玉を食らったことでしょうが、
今日から我が家に来たからには「よく食べてくれた!」と褒められるんですよね。

安心して食べられて嬉しいのか?
私の大好きなイナバウアを何度も見せてくれました。
もう少し反り返ってくれるとヘソが見えたんですが、
ゴロッと転げて後ろ頭を打って、ヨイヨイになられたら介護が大変ですから、
ヘソを見るのは諦めました。
新しく作りました。鉢にも被せることができます。
テロ襲撃対策用???
キアゲハの場合は、食い逃げ防止用のほうが主目的ですね。

2007年9月19日
昨日の夕方から籠の中を歩き回っていたので、
ボチボチ前蛹になっているかなと覗いてみたら、
なんと、角隠しを外して、オレンジ色の臭いの厳しい角を出しているではありませんか。

しかし、ガス探知機で調べても、周辺には異臭は全くなし。

気になるのは・・・通常ならサッと引っ込むオレンジ色の角ですが、
いつまで待っても引っ込む気配はなし。
初めはピンピンとして元気が良かったですが、そのうちに萎えてしまってグニャリ。

昔で言えば「ラジオのロッドアンテナ」。 平成の時代では「掃除機の電源コード」。
ストッパーで止まるべきところを引っ張りすぎて、バネが壊れ、
引っ張り込めなくなったような感じです。

このまま前蛹になって、オレンジ色のアンテナがついた蛹になるんでしょうか?
2007年9月20日
前蛹にはなりましたが、頭のデコチンの所にチョコッとオレンジ色が見えます。
早く引っ張り込まなかったので、少し伸びてしまったのかもしれませんよ。
籠の上側は開きませんので、網の外からしか写真が撮れません。
目を皿のようにしてもらえれば、何とか見えると思います。
毎度のことですが、前蛹になり始めると小さな蜂が近寄ってきて、
幼虫の身体に掴まるので往生しています。
産卵のタイミングを待っているのでしょうね。
この赤い網の目を潜り抜けて入ってきます。
2007年9月21日
頭の先にオレンジ色の角を残したまま・・・蛹になれませんでした。

オレンジ色の角を出すのは、臭いも加えて、敵を威嚇するためですから、
何かに襲われたことと思います。
赤い網のすぐ傍で前蛹になる支度をしていましたので、
蜂なども刺すことが出来ますよね。
皆さん、9月11日の【怪事件:その1】をご覧願います。
今日、この蛹を見たら、胸の辺りが羽化寸前の模様が浮き出ていました。

しかし、それは蛹の右側。 左側は、蛹の皮が無くなっていて黒ずんだまま。

なんとか羽化だけは出来るかなと思ったのですが、
この蛹の目玉付近の殻を見ていると、風が吹くたびにグラグラと動いています。

思い切って目玉のところと、羽化の時に開く胸の部分の殻を取り除いてみました。
        
触角に触ったのでは何事もないのですが、足に触ったら足を動かすんですよ。
生きています。なんとか殻から出ようとしているのでしょうね。
        
せめて殻から出してやろうと羽根の部分の殻を取り除きました。
右側は取り除けましたが、左側は全くダメでした。

この蛹は、翌日の9月22日の午前中は足を動かしていましたが、
午後には全く反応がなくなりました。
このような惨めで可哀想な写真を掲載するのは賛否があろうと思います。
私も掲載したくはありませんが、皆さんが飼育されていて、
様々なアクシデントに出会われることと思います。

そのような時でも慌てずに対応出来るように、
本サイトでは様々なアクシデントを敢えて掲載することにしています。

参考になるか否かは判りませんが、
出来るだけ多くのアゲハを大空へ飛び立たせてやりましょう。

2007年9月23日

9月17日に買ってきた無農薬のパセリの苗について来た幼虫が大きくなりました。
午後くらいには食い逃げしそうな予感がしたので
籠を被せておきました。
夕方には、蛹になる柱が決定。
前蛹になる支度がほぼ整いました。
2007年9月24日
朝までに背中の糸も掛けて前蛹になっていました。
少し気になるのは、腰砕け状態です。
それとも、
背中に回した糸を付けた位置が悪いのか?
尻の辺りが「し」の字になっています。
夕方見たら蛹化が始まっていました。
頭の方の皮はすでに裂けていて、
これからだなと思ったのですが
いっこうに進みません。
頭に近い腹側の皮を見たら、
蛹化の時は白っぽくなるべきところが緑色。
その上、尻尾のほうは強い「し」の字で
身体を動かす力は無さそうです。
少しでもエネルギーを消耗しないようにと思って、
蜂に卵を産み付けられるのを覚悟して、籠を横にしておきました。
2007年9月25日
朝一番に確認。
皮の裂け目は広がっていましたが、頭の部分は黒ずんでいて、動きませんでした。

緊急のお知らせ
今年もキアゲハの幼虫と遊びましたが、
しばらくの間、幼虫たちの思うままに生活してもらうことにして日記を休みます。
食料のパセリもグワグワと大きくなっています。
幼虫も大きなものから小さなものまで何匹か潜んでいます。
卵も沢山産み付けられています。

昨年は10月末でキアゲハの幼虫との遊びが終わりましたが、
これから逆算して、越冬用のサナギ作りの頃になったら、
と言っても、10月10日くらいに孵化したと思われる
幼虫を発見してから日記を再開します。

なにか訳の判らない言い訳になりましたが、
今、ものすごく可愛い幼虫と遊んでいます。

ナガサキアゲハの孵化したばかりの幼虫です。
パソコンが置いてある机の上のプラケースの中で遊んでいますよ。
産卵した日の卵の時の写真もありますので
日記帳を新調してお目に掛けたいと思っています。

続きは次のページに書きます。




TOP

動物館MENU

昆虫館MENU

動物万博MENU

前ページ

次ページ
(3号館TOP) (3号館専用動物MENU)

当サイトの写真、コンテンツ等、一切の無断複製、転用、流用は禁止です。
 本ホームページに掲載されている全ての内容は、日本の著作権法及び国際条約で保護されています。
写真・コンテンツ等の利用 / 著作権侵害 / 著作権軽視 / リンク / 個人情報